ヘレスのフェスティバル 2018 〜 プログラム発表 (2月23日 ~ 3月10日)

Text: Keiko Higashi

2018年度で22回目を迎える「フェスティバル・デ・ヘレス」。カンテが代名詞のヘレスには珍しくフラメンコ舞踊をフィーチャーし、スタート当初こそ若干の違和感があったものの、今ではヘレスを代表する一大イベントとなりました。

もちろん、舞踊だけでなく、カンテやギターのリサイタル、そしてクルシージョも充実。開催期間は約2週間と短いものの、1日に3公演ほどあり、毎日フラメンコにドップリ浸かれるファン垂涎のフェスティバルです。

2018年は、2月23日から3月10日まで、カディス県ヘレス市内の数カ所の劇場・スペースで開催され、今回は若手や女性アーティスト、海外のフラメンコをフィーチャーした、とても新鮮なプログラムで、いつにも増して盛り上がること間違いなしです!

それでは、数ある公演の中でも、これはというものをいくつかご紹介。

フェスティバルのメイン会場であるビジャマルタ劇場では、まずロシオ・モリーナの新作にして、すでに名作の名を欲しいままにする『カイダ・デル・シエロ』、そして2017年に舞踊国家賞を受賞した実力派マヌエル・リニャンの『バイレ・デ・アウトール』は押さえたいところ。

また、今回のバイレプログラムで目立ったのが作品の中でのアーティスト達のコラボ。

フラメンコ国際カンパニーと銘打ったユニット「バモアジャ」の『フラメンコナウタス』は、奇才ハビエル・ラトーレが振付、チクエロが音楽担当、バイレに日本フラメンコ界のレジェンド小島章司を迎える豪華版。


エル・チョロ
の『ジェレム』では、マヌエル・リニャンの監督下、バレリアノ・パニョスとロシオ・モリーナが振付で参加し、イサベル・バジョンの『ジュ・ジュ』ではイスラエル・ガルバンが振付。また、ファルキートの弟エル・カルペータの『ア・バイラール』は、アントニオ・カナーレスが監督を務め、期待度マックス。

そして、今回のフェスティバルのスタートを切るアントニオ・ナハーロ監督率いるスペイン国立バレエ団の『エリターニャ、ソレア・デル・マントン、サパテアード、アレント』と、ラファエル・エステベス監督のアンダルシア舞踊団『フラメンコ、トラディシオン、バングアルディア』も見逃せません。

ほか小会場では、バイラオーラが出演する「ムヘーレス・コン・ノンブレ・プロピオ」、バイラオールの「バイレ・コン・エジョス」、ギターの「トカ・トーケ」、女性カンテの「ムヘーレス・デ・ラ・フロンテーラ」、カンタオールの「ライス・イ・ブエロ」、そして外国人を中心とした「サビア・ヌエバ・イ・ウニベルサル」といった沢山のシリーズが同時に開催されます。

とにかく盛りだくさんの「ヘレスのフェスティバル2018」に、乞うご期待!

詳細はこちら。

Festival de Jerez 2018
Festival de Jerez programa 2018

Cursos Festival de Jerez 2018

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です